うまいラーメン屋を探す


(藤沢)

1.中華そば寅(藤沢駅南口オーパ裏マタリビル地下)

・開業55年の老舗、古久家系列のラーメン屋で、350円でラーメンが食べられる。メニューは脂の浮いた薄いトンコツ醤油味のスープに細い麺が少し入った1種類のラーメンのみ。具は葱、シナチク、のり、焼き豚が少しづつ載せられ、値段が納得できる。ボリュームがないせいか、トッピングと替え玉(100円)を注文することができる。また、全トッピングをすると850円で100円割安になる。ほとんどの人が替え玉を注文している。替え玉には濃縮されたスープが、ドレッシングの容器に入れられて付いてくるのがユニーク。

2.金太郎ラーメン(手広交差点のそば/11:00〜13:00、17:00〜23:00)★ (閉店)

・もとは茅ヶ崎の平和学園前にあったラーメン屋。数年前に突然手広に移転した。ラーメンは麺の量、スープ、味(味噌、醤油、塩)、トッピングの細かい注文が可能。金太郎ラーメン(500円)は、脂とニンニクがたくさん入ったスープに、太麺、葱、わかめ、シナチク、焼き豚が3枚入った超こってりのラーメン。残念ながら以前と比べてスープが少し冷めて、コクが無くなり味が落ちてしまったようだ。

3.のり徳(藤沢駅南口オーパ裏/11:30〜14:00、19:00〜24:00/日祝休)★

・幼稚園の向いにある10席のカウンタのみのラーメン屋。親父さんから替わって女将さんが店を仕切るようになってからは、カウンタバーに変身した。ほとんどの客は酒を注文している。メニューもがらりと変わって、ラーメンに、半チャーハンなどのセット、オムライス、酒の肴などたくさんある。ラーメン(600円)は、うすい醤油味のスープに、ストレートの細麺、葱、シナチク、海苔と厚い焼き豚が入っているが、やはり味は以前よりも落ちた。

4.餃子の王将(藤沢駅のとなり)

関西の大手外食チェーンの藤沢店。各種定食があり、男1人で入って来る客が多い。ラーメン定食(860円)は味噌ラーメン、半チャーハンとギョウザのセットで、更に割引き券を使えば脅威的な価格で満腹になる。ラーメンは味の濃い味噌のスープに細めのストレートな麺、もやし、ねぎ、シナチクと薄いチャーシュが入っているが、だしが利いていないせいか余り旨みは感じられない。チャーハンの量は多く、ギョウザも大きいので、全部食べるのは大変だが、割引券につられて入ってしまう。

5.ラーメンがき大将(川名L商会そば/11:00〜22:30/水休)★

・人気拡大中の家系のラーメン屋。店のとなりに駐車場を確保し、店先のオープンテラスをビニールハウスで囲って席を増やしたので入り易くなった。麺類のメニューはかなり豊富で、醤油、味噌、オリジナルの味に、各種トッピングと盛りの注文が可能。ラーメン(500円)は、とんこつ醤油味を薄くしてマイルドにした感じのスープに、極太の麺がたくさん入っている。具に海苔が3枚、葱、厚く通常の1.5倍もある焼き豚、歯ごたえのいいシナチクが入っている。餃子(350円)は、皮が厚くて具が少ないが結構いける。

6.くまもとラーメン(藤沢JR陸橋のそば/11:00〜22:00/火休)

・藤沢ではめずらしいボリュームのある豚骨ラーメンが、安く食べられる店。半ライスと餃子の付いたセットが何と650円。「世界の味」と書かれた丼に入れられた、くまもとラーメン(400円)は、やや癖のある麺は良いが、具(もやし、葱、海苔、焼き豚)のバランスが悪い。スープももう少しコクがほしいところ。

7.こぐま(藤沢駅前丸井のそば/水休)★★

・宴会の帰りに寄る人が多いラーメン屋。厨房を囲むようなカウンタ席で、自分のラーメンが調理されるのをじっくり待つ。味噌ラーメン(500円)はこってりしたスープに、良くゆでられた太い麺、具にもやし、葱と厚い焼き豚が入っている。トッピングとして、コーンとバターを入れると一層おいしい。バターの風味の利いた牛乳ラーメンも、ここならではの逸品。

8.清香園(藤沢駅南口の大正堂そば/11:00〜15:00、17:00〜23:00/木休)★★

・清香園は中国人が経営する本格的な中華料理店。まず、ジャスミン茶がポットで出される。担々麺(650円)は激辛ラーメンでスープに辛子が浮いている。具は挽肉、葱と小松菜で、麺は細くコシがなく癖がない味。スープはとても辛いが、最後まで我慢して飲むと、漢方薬の様な不思議な味を体験することができる。

9.湘南担仔麺(藤沢駅南口橘通り/11:30〜14:30、17:30〜24:00)

・台湾の屋台をイメージした店で、グループ客が多く、いつも混んでいる。担仔麺(タンツーメン200円)はここの名物ラーメンで、挽肉のアンがかけられて、お碗に入れられて出される。あっさりした醤油味でなかなかおいしい。他に塩味の清湯麺というのもある。合わせて肉かけご飯や青菜炒めをオーダすると良い。

10.ラーメン・ビッグ(藤沢川名古本小屋向かい/11:00〜19:00/日休)

ラーメンとカレーライスを出す店で、路上駐車した客が入れ替わり入っている。ここのラーメン(中/600円)は濁った感じのコクのある醤油味のスープに、細く固めの麺がたくさん入っている。具は葱、ワカメ、厚い焼き豚と海苔が2枚入っている。ネギラーメンを注文している人が多い。たくわんの付いたライスはとてもこわい。

11.あべ多(藤沢駅南口オーパ裏/11:30〜27:00/月休)

・ビルの1階にあるラーメン屋で池之端と書かれた青いのれんが目印。シナソバ(600円)は細めんに薄口の醤油味、味噌ラーメン(650円)は、太麺で味の濃いスープで、いずれもニンニクがきついのが特徴。具は葱、シナチクとチャーシューで、味噌にはもやしが入っていない。ぎょうざ(450円)はなかなかおいしい。

12.古久家(藤沢駅南口ダイヤモンドB1F)

開業55年の老舗、古久家の本店は昭和40年代の食堂の雰囲気を今に伝える博物館的存在のラーメン屋。食券を係の人から買って席に着くのは、今では珍しい。カウンタ席がないため、相席になりラーメン談義に花が咲くこともあり。醤油味の古久家ラーメン、味噌ラーメン、サンマーメンなど、いずれも昔から変わらない定番メニューに加えて、最近ではパックで惣菜も販売している。

13.札幌や(藤沢駅北口さいか屋のそば)★★

・店の前の人通りが多く、入りづらいラーメン屋。味噌、塩、醤油にトンコツラーメンをメニューに加えた。やはり味噌ラーメン(650円)を注文したい。年期の入った親父さんが時間をかけて作ってくれる。麺は太く、コシがあり、スープはこってりしていて、具にはネギ、モヤシ、チャーシューとバターが入っていておいしい。

14.支那そばや(藤沢警察署左へ直進、ローソン向かい/11:30〜14:30/不定)★★

・味と素材にこだわりを持った全国的に有名な佐野氏が作るラーメンを食べに来る人で、いつも行列ができる店。列にならんで注文を聞かれるのを待ち、カウンタの席を案内されたら、お金をカウンタの上に載せてひたすら無言で待つ。ラーメンは基本的に味噌と醤油の2種類。ねぎ味噌ラーメン(800円)は、辛子であえた細切りのネギがてんこ盛り。その下にもやしと挽肉、シナチクそして特大のチャーシューがのせてある。手打ちの麺は太く、コシがあり、良くゆでられている。スープはコッテリしていて、色々入っているようだ。

15.めじろ(藤沢JR陸橋のそば/11:00〜15:00、18:00〜20:00)★★

・スナックを改造した怪しい雰囲気のラーメン屋で、きさくなマスターが手際良く調理してくれる。細長いカウンタ席に座って食べる。雅(油ネギ醤油ラーメン/800円)は、うすくあっさりした醤油味でネギ油がたっぷりはいったスープに、少しカールした細麺、具の葱、シナチク、海苔と厚めのチャーシューが入ったラーメン。店内には似顔絵がたくさん張られている。

16.松壱家(レンタルビデオのTUTAYAのそば/11:00〜23:00/月と第三日休)★★

・藤沢駅周辺にある家系のラーメン屋で、狭い店ながら繁盛している。注文すると味の好みを聞かれるが,脂を少なめに頼んだ方がよい。ラーメン(600円)のスープはマイルドなトンコツ醤油味で、初めは甘く感じられるが食後に塩辛さが残る。麺は太くて固め。具に葱、ほうれん草、チャーシュー、うずらの卵、海苔が3枚で、ほうれん草の盛りが他の家系の1/4位で、少ないのが気になる。メニューは、ラーメン、ネギラーメンとチャーシューメンで、3通りの盛りとトッピングの注文が可能。


(辻堂)

1.辻吉家(辻堂元町/東町交差点そば/11:00〜20:30/水休)

・サーファーの夫婦が切り盛りする家系のラーメン屋。休日の昼は非常に混んでいる。メニューは基本的にラーメンとチャーシューメンの2つで3通りの盛りとうずらの卵、海苔などのトッピングが可能。ラーメン(600円)は小振りの丼で出され、麺は固めで太く、具は海苔3枚、チャーシュー、いんげんのみで、スープはコクがなく脂っぽく、すっぱい後味がした。店内にはサーフィンのポスター、荻原健二/晴彦などの著名人の色紙がたくさん貼られている。

2.浜中華(茅ヶ崎浜竹/11:30〜21:00)★★

・2階に座敷がある広い中華料理店(台湾)で、横浜ウォーカーに紹介されてから客が増えたようだ。この店が元祖の湘南ラーメン(980円)は塩味のスープに、緑色の海草入り麺、具にねぎ、わかめ、海草が入った海鮮ラーメンで、大きな焼いた海老が1尾(2尾にすると1350円)のっているのが特徴。おまけに揚げパンがつく。野菜がたくさん入ったツーラタンメン(680円)、ブラピ丼など、本場台湾から取り入れたメニューもかなり豊富。

3.チャンポンハウス(茅ヶ崎浜竹/スーパークラウンの斜め向かい/11:30〜23:00/木休)★

・チャンポンが看板の中華料理店。九州チャンポン(862円)は丼に溢れそうな位、具(キャベツ、たまねぎ、かまぼこ、厚揚げ、肉、えび、蛸、帆立)が盛られて出される。麺は太く、トンコツスープは意外のも癖が余り無い。他にトンコツラーメンとチャーハンや餃子のセット、定食などメニューはたくさんあるが、近所に長崎チャンポンができてから客は減ったようだ。

4.揚の家(辻堂サーファー通り/11:00〜15:00、17:00〜22:00/月休)★ (閉店)

・台湾の家庭料理を広く落ち着いた雰囲気の中で、気軽に食べられる店。メニューはコース、飲茶、麺類などかなり豊富。城門ラーメン(600円)は、濃口の醤油をベースに、葱とひき肉とザーサイを炒めて、かき卵で仕上げたラーメンで、生姜の味が強烈に利いている。ミニチャーハンと合わせたセット(880円)もある。鉄板の上にのせられて出されるギョウザ(1個90円)はユニークで、4個以上ならば好きな数を注文できて、徳利のような容器でタレが出てくる。

5.萬来(辻堂サーファー通り/11:30〜22:00/火休)★★★

・手打ち麺とジャンボギョウザの店「萬来」のラーメン(500円)は、あっさりした醤油味でだしが良く利いている。麺は太めでコシが強い。具は葱、チャーシュー、いんげん、シナチクと鳴門。半チャーハンとおしんこを組み合わせたラーメンセット(800円)、肉めし(750円)、具がたくさん詰まったジャンボギョウザ(350円)もおいしい。

6.バーミヤン(辻堂サーファー通り/無休)

・中華ファミレスの「バーミヤン」のラーメン(380円)は、少し味の濃い醤油味。スープに脂が浮いていて、具に葱、ほうれん草、シナチク、海苔、チャーシューが入っている。麺は歯応えがあって、ご飯と一緒に食べるとおいしい。特製煮タマゴ(80円)を追加して入れると良い。ファミレスなので勘定は外税で、10時以降は10%アップする。

7.花月(辻堂サーファー通り)

・ニンニクとゲンコツの「花月」ラーメンの辻堂店。食券をまず買う。ニンニクげんこつラーメン(620円)はスープに脂の固まりがたくさん浮いているのが特徴で、値段はちょっと高め。味は味噌と醤油と塩の3種類で、麺は太く、具は葱、シナチク、たまご、チャーシュー2枚と海苔で各種トッピングあり。その他、魚のだしの利いた醤魚(ジャンギョ)ラーメン、醤油味の正統的な大正ラーメンなど、メニューは多いが変化も速い。

8.樹(辻堂駅南口)★★

・駅前の茅ヶ崎寄りの商店街にある細長い店で、夕方から深夜まで営業している。仕事帰りのサラリーマンが入れ替わり入って来る。メニューに寿司があるのに驚かされるが、だれも注文している人はいない。ラーメン(500円)は脂が多いこってりした醤油味で、麺はコシの強いカンスイ味でボリュウムあり。具には、ねぎ、ほうれん草、シナチクと分厚く溶けかけた焼豚が入っている。木製のレンゲが付くのがユニーク。

9.居酒屋ラーメンふじた(辻堂駅南口/18:00〜26:00/火休)

・サーファー通りから1本藤沢寄りの裏道の角にあるラーメン屋で、営業日は女将さんの都合によってかなり不規則。特製ラーメン(600円)は澄んだ醤油味のスープに、細く良く茹でられた麺が入れられ、細かく刻んだわかめ、しなちく、ねぎと少し癖のあるチャーシューが2枚のっている。メニューには、ワンタンメン、チャーシューメンのほか、酒の肴がたくさんある。


(茅ヶ崎)

1.康家(茅ヶ崎緑ヶ浜/11:00〜27:00/無休)★★

・コクのあるスープに、こしのある麺が入った家系のラーメン屋。改装して店の雰囲気が明るくなった。地元の人が相変わらず車で来ている。味は醤油と味噌の2種類で、各種トッピング有り。ラーメン(500円)、ネギラーメン(650円)を食べている人が多い。具には海苔が2枚、薄く脂身の多い焼き豚が1枚、万能ねぎ。ライスには、おとなのふりかけが付くのでお得。また、餃子と半ライスのセット(350円)が最近メニューに追加された。

2.らーめん一世(鉄砲通り/平和学園のそば)★

・金太郎ラーメンの後にできたラーメン屋。ラーメン(600円)は濃い醤油味のスープに、細いストレート麺、、葱、のり、シナチク、焼き豚が4〜5枚入った京風のラーメン。その他のメニューは、塩ラーメンとワンタンメンとチャーシューメン。ギョウザ(250円)は具がたくさん詰まっていておいしい。ライスには昆布が付く。

3.タンポポ(茅ヶ崎駅南口/17:30〜25:00/日休)

・黄色い看板が目印のラーメン屋。ラーメン(550円)は豚骨でだしを取ったこってりした醤油味のスープに、細いストレート麺、厚めの焼き豚、葱、のり、シナチクが入っている。好みにより大盛り(追加料金なし)、こってりを追加することができる。ねぎ味噌を食べている人が多い。味噌と醤油では麺の太さを変えている。

4.北京亭(茅ヶ崎南口/11:30〜14:00、17:00〜19:00/月休)★★

・茅ヶ崎駅前にある老舗のラーメン屋、客の健康を考えてラードを使用しないことでも有名。ラーメン(450円)は良くだしの利いた醤油味のスープに細めの麺がたくさん入っている。具はねぎ、ほうれん草、なると、チャーシュー。その他、肉ソバ(600円)。ターローメン(700円)やボリュームのあるマーボ丼を注文している人が多い。

5.来々軒(茅ヶ崎南口/12:00〜20:00/水休)

・ラーメン屋がひしめく茅ヶ崎南口の線路沿いにある古めかしい中華料理屋。ラーメン(480円)は少し甘みのある醤油味で、よくダシが利いている。麺はカンスイ味の細麺で、ゆで具合もよい。具には葱、鳴門、シナチク、焼き豚と炒めたモヤシ。

6.老麺西山(茅ヶ崎南口、デイトリッパ先の角を右折/11:00〜/休み不定)★

・使用する水にこだわりを持った老夫婦が切り盛りするラーメン屋。ラーメン(500円)は、ちょっと濁った感じの醤油味で濃さは普通。麺はカンスイ味の中位の太さの麺でボリュウムは普通。具は葱、ゆで卵、シナチク、ほうれん草と焼き豚が2枚。ライス(200円)は、おかわり自由。湘南ラーメンがメニューにある。


(大船)

1.壱六屋(大船駅東口/11:00〜23:00)★

・大船駅前にある家系のラーメン屋。メニューはラーメン、ネギ、チャーシュメンの3種類で、のり、ほうれん草、うずらの玉子などのトッピング、盛りの注文もできる。ラーメン(並)は、小振りの丼に脂の多いスープ、太目のコシのある麺、のりが3枚、ほうれん草、うずらの玉子とチャーシュが入っているが、600円は高い。

2.ぶんぶん(大船駅東口レンタルビデオ屋の向かい/18:00〜)★★ (閉店)

・飲み屋を改造したラーメン屋で、話し好きのマスターが手際良く調理する。メニューはラーメン、チャーシュメン、チャーハン、餃子、野菜炒めなどで、大盛りは100円増し。ラーメンは、濃い目の醤油味のスープ、コシのある麺、のり2枚、ほうれん草、シナチク、ネギと特大で味の浸み込んだチャーシュが入って500円と安い。チャーシュが美味しいのでチャーシュメン(750円)がお薦め。

3.支那壱(大船商店街/鎌倉飯店の向かい/11:00〜24:00)

・黄色看板が目印の真新しいラーメン屋。壁には素材の講釈が書かれているが読みにくい。ラーメン(600円)は鶏がらとトンコツでだしをとった薄く濁った感じの味気のないスープが特徴。麺は細く歯ごたえがあり、具はのり1枚、ねぎ、シナチク、余り味の浸みていないチャーシュ、きくらげがたくさん載せられている。店員は若く、元気がいいが修行が浅いせいか、腰が低く、味もまだ個性を出し切っていないようだ。

4.天龍(大船NTTのそば/20:00〜深夜)★

・6席のカウンタのみの狭い店で、頑固で気さくなおばちゃんがラーメンを作ってくれる。他のメニューはワンタンメン(700円)にギョウザ(300円)が加わった。ここのラーメン(400円)は大きめの器で、麺の量もちょっと多め。麺の味、ゆで具合もよい。スープはほどよい醤油味で脂分が多い。具にはネギ、癖のあるチャーシュー、シナチク、鳴門。長く居ると漬物などの有り合わせの物を食べさせてくれる。

5.石狩亭(大船駅前/11:30〜25:00/日休)★★

・仕事帰りのサラリーマンでいつも混んでいる店で、ラーメン以外の中華料理のメニューも豊富、価格はやや高め。柳麺(ラーメン、550円)は意外にもカツオだしの醤油味でこってりしている。麺はストレートで、具には海苔、葱、シナチク、よく味の浸み込んだチャーシューが2枚。ぎょうざ(350円)は非常にジューシィで強烈な味でおいしいが、胃に刺激が残るので注意が必要。

6.千里飯店(大船駅前/石狩亭のとなり)

・大船と藤沢の駅前にある老舗の中華料理屋で、麺類、定食などのメニューは豊富。サンマーラーメンは、もやしラーメンの湘南独特の呼び方で、しょうゆ味のラーメンの上に、もやし、ニラ、たまねぎ、きくらげなどの野菜を炒めて、あんを絡めたものが載せられている。非常に熱いので口の中が火傷しないように注意が必要。好きな麺と半チャーハンを合わせられるセットメニューがお奨め。

7.ことぶき(大船駅前/11:00〜21:00/火休)

・鎌倉書店の北側のモールの奥にある小さなラーメン屋。メニューは醤油味のラーメン(600円)とチャーシューメンのみでそれぞれ大盛りの注文も可能。スープは少し濁った感じで、こくがある。麺はストレートでカンスイが少なくて、非常にやわらかい。具には葱、シナチク、小さいチャーシューが2、3枚。

8.鎌倉ラーメン(大船駅西口)

・駅の隣のビルにある小さなラーメン屋で赤堤灯が目印。醤油ラーメン(500円)はこってり、普通、あっさりの3つからスープの濃さを選べ、麺も普通、大盛り、W盛りがある。味は家系のスープを薄くした感じで余りコクはない、麺は細く、やわらかい。具には葱、もやし、わかめ、薄い焼き豚、シナチクと海苔が1枚。


(横浜)

1.げんこつ屋(ポルタ地下街のスカイビル入り口そば)

・トンコツしょうゆ味ベースのラーメンを売りに首都圏で展開しているチェーンの横浜店。げんこつラーメン(740円)は中位のどんぶりに、だしの利いていないスープ、ゆですぎた麺、葱、シナチク、ゆで玉子、チャーシューが2枚入っていて、あまり美味しくない。具がたくさん入った餃子(400円)は2種類のたれがついて結構いける。その他のメニューは豊富だが、どれも値段は高め。店員は全員若いアルバイトで、空いた店内に響く元気な声が虚しい。

2.吉村家(東急ハンズの先の交差点左折/11:00〜25:00/日休)★★

・2000年に横浜駅前にできた家系の本家「吉村家」。いつ行っても並んでいる人が多く、ベンチと漫画本が置かれている。店内で食券を買ってから並ぶのがルールなので注意。ラーメンは3通りの盛りと海苔、玉子などのトッピングが可能。カウンタと座敷があり、4〜6人位まとめて店に案内される。ラーメンはかなり塩っぱいとんこつ醤油味のスープに、極太で短く固めに茹でられた麺、ほうれん草、葱、海苔3枚、炭の味がする焼き豚が入って590円。カウンタには唐辛子、にんにく、酢、ライス用のふりかけなどスパイス類がたくさん並んでいる。

3.壱八家(横浜スカイビル8F)

・香月の後にできた家系のラーメン屋。メニューは、ラーメン、ネギ、チャーシュ麺と各種トッピング。ラーメン(600円)は、トンコツ醤油味のスープに、太麺、具に葱、海苔3枚、チャーシュ、うずら、ほうれん草が少し入って非常に小振りの丼で出される。スープは脂っぽくなく癖がないが、麺はやや固い茹で具合。味付け玉子(100円)は、殆ど塩付け玉子なのでやめた方が良い。

4.横浜家(東急ハンズのそば/東急ホテルのそば/11:00〜28:00/無休)

・立地の良さと派手な店構えで客を集めている家系のラーメン屋。角煮、大辛などのメニューがあるが、味は基本的に醤油のみ。ラーメン(600円)は、ほとんどトンコツ味に近いスープでコクがなく、脂の固まりが溶けずに入っていた。麺は太くコシがあるがボリュウム不足。具には葱、シナチク、インゲン、海苔が3枚、大きな薄味の焼豚。はっきり言ってまずい。

5.紅雲餃子房(横浜スカイビル8F)★★

・国籍不明の店の雰囲気が引かれてか、休日の昼には店の前に長い行列ができる。メニューが中国語で分かりづらい。担々麺(880円)は、見ため程辛くはないが食べた後に汗がふき出してくる。具は挽肉と葱、そして鷹の爪が入っている。鉄板蒸し焼き餃子(500円)は、春巻きのような形をしていて、グリル風の鉄板に入れられて出され、にらがふんだんに使われていて美味しい。ただし店員に中国人が多く、水も出さない程サービスが悪い。

6.元祖札幌や(横浜ジョイナスB1F/11:00〜22:30/無休)

・駅に近い地下のレストラン街にあり、いつも混んでいるラーメン屋。カウンタで注文して前金で会計する。底のうすい丼で出される味噌ラーメン(700円)は、甘いスープに柔らかい太麺がほんの少しだけ入っている。具には炒めたモヤシ、葱、シナチクと薄いチャーシュー。他のメニューは醤油/塩/バターラーメン。トッピングも可能だが、全般的に価格は高い。最近はカウンタにコショウと七味以外置かなくなり、レンゲも無く、サービスの低下が著しい。

7.桂花ラーメン(ビブレ21B1F/11:00〜21:00/火休)

熊本に多くのチェーンを持つ桂花ラーメンの横浜店。新宿やワールドポーターズにも支店がある。桂花ラーメン(650円)は独特の臭みのあるトンコツスープに、熊本から取り寄せた麺が固く茹でられて出される。折角並ぶのならば、じっくり煮込まれた角煮、生キャベツ、しなちく、ねぎ、茎わかめが入ったターロー麺(900円)を注文したい。


(藤沢本町)

1.はじめ(藤沢本町駅から徒歩2分/11:00〜21:30/月、第三火休)★

8席のカウンタだけの狭い店ながら、個性的なラーメンで繁盛している店。しょうゆラーメン(600円)は、煮干しが効いた濃厚なスープにゆで加減に細心の注意が払われた自家製のストレート麺がよくマッチしている。具には葱、しなちく、いんげん、もやし、海苔と分厚い焼き豚が2枚。トッピングとして煮玉子(100円)が可能。その他のメニューは、味噌ラーメン、ネギラーメン、つけメンなど。

2.どら一(白旗交差点のそば/18:00〜23:00 土日祭12:00〜14:00、18:00〜23:00/月、火休)   (閉店)

個性的な素材と化学調味料を使用しない味を追求し、HPを公開するなど積極的に客を集めているラーメン屋。この店のラーメン(醤油、塩、特製ラーメン(海))のベースになっているのが、鮭でだしをとったスープとフノリを混ぜ込んで打たれた特製麺、醤油は和歌山産という解説がメニューにある。醤油ラーメン(700円)は味が濃く、麺もちょっと茹で過ぎでボリュームはない。具は葱、しなちく、きくらげとスモークされた焼き豚2枚で、全般的に値段が高い。

3.湘や(藤沢橋交差点から白旗に行く途中)★

・厨房を囲むようなカウンター席が休日の昼はいっぱいになるラーメン屋。湘や特製塩ラーメン(500円)は、トンコツのような白く濁った感じのスープに、細く良く茹でられたストレートな麺がたくさん入っている。具はネギ、シナチク、柔らかく厚い焼き豚。食べた後に塩辛さが残り、水がほしくなる。他のメニューは味噌ラーメンで、大盛りと具のトッピングが可能。

4.街道や(引地川のそば)★

・場所柄、車を路上に停めて入る客が多い店。ラーメン(600円)は、濃い目の醤油味でだしはトンコツで取っているが、コクは不足気味。麺はコシのあるカンスイ味でちょっとボリュウム不足。具はネギ、いんげん、シナチク、小さい焼き豚と海苔が2枚入っている。麺の量を3段階で選べ、コーン、バターのトッピングも可能。全般的に値段が高い。大船に2号店がある。

5.ハルピン(湘南高校のそば/11:00〜20:00/木休)

・湘南高校生がよく来る中華料理店。ただし、普段は地元の労働者が定食を食べていることが多い。ラーメン(450円)は細く、ぬめりの取れていない麺に、だしの利いていない薄い醤油味。具は、ねぎ、鳴門、シナチク、チャーシューと海苔というオーソドックスなもの。高校生には、もやしラーメンに人気があるらしい。


(厚木線)

1.ラーメン・ショップ大庭店(セブン・イレブンの向い/7:00〜26:00/無休)★

・街道沿いにある開放的なラーメン屋で、駐車場が無いので店の裏側の道に車を停めて入る。隣りに中華そば寅ができて、客入りが悪くなったようだ。この店のお奨めはネギチャーシューメン(950円)。豚骨醤油味のスープは、かなりこってりしていて、太めの麺によく合っている。具はあえた葱、わかめ、厚くうまいチャーチューがたくさん入っている。ライス用のたくあんは、セルフサービスでカウンタに置いてあり、勘定の釣はカウンタの小銭箱から取るのは以前のままである。

2.ねぎ家(秋葉台体育館の1km位手前)★

・厚木線からライフタウンへ行く道の交差点の手前にあるラーメン屋で、店に隣接して20台以上の広い駐車があるためか、常時混雑している。入口は2つあるが食券を買うので表から入った方がよい。店内は広く席はたくさんあるが、カウンタは箸が置かれている間隔が広いので注意。店の外にも席があるが交通量が多いので、不衛生な感じ。ラーメン(500円)は醤油の濃い豚骨醤油味で、こくが不足気味。麺は太く、具は葱、のり3枚、チャーチューとほうれん草。ラーメンと半チャーハンのセットが人気、チャーハンが来てからラーメンができる時間が長い。

3.関東ラーメンだし屋石川店(ユニクロのそば)★

・広い駐車場を完備した家系亜流のラーメン屋。食券を買ってカウンター席にすわる。セットメニュー(ラーメン各種、ライス、餃子)が充実している。特にラーメンと半チャーハンを組合せたチャー飯セット(700円)が得。麺類はメニューが豊富で、大根、もつ、角煮などの変わったメニューもある。ラーメン(500円)は癖のある麺、トンコツ醤油味で、具には海苔が3枚、チャーシュー、葱とワカメがたくさん入っている。 


(町田線)

1.ザ・ラーメン・ベア(善行1丁目住宅街の中/石名坂の焼却場の横の道を北上、ガストの1つ手前の交差点を右折)★★

・札幌西山ラーメンののれんをくぐって入る。メニューは味噌、塩、醤油ラーメンにコーン、バターなどを組み合わせたもの。味噌ラーメン(650円)は意外にもあっさりした薄味のスープで、歯応えのある太麺が入っている。具にはもやし、玉葱、鳴門、葱、焼き豚、シナチクとカイワレ。スープの脂によるものか、不思議と身体が温まり、汗が吹き出してくる。

2.湘南家(湘南台駅東口トンネルのそば/10:00〜20:00/日、第二土日休)★★

・家系のラーメン屋。数台分の駐車場を店の裏に備え、評判が人を呼んで入れ替わり客が入ってくる。メニューは、ラーメン(550円)、チャーシュメン、ネギラーメンとライス(150円)で食券を買う。スープの味付けの好みを聞かれる。ラーメンはトンコツ醤油味で、スープのだしが利いて甘味が少しある。麺はコシのある太麺でボリュームは普通。具は厚く味の浸み込んだ焼き豚、葱、ほうれん草と海苔が3枚、丼の中に入っている。


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