済州島(2008.12.28〜12.31)



第1日 

(コース)成田→成田空港→(コリアンエアー/KE718)→済州空港→(タクシー)→新済州→(タクシー)→済州(東門市場、観徳亭、竜頭岩)→(タクシー)→新済州

 ・早朝の便のため、空港近くのビジネスホテルに前泊する。始発の飛行機が着陸するのを見ながら起床して、ホテルのシャトルバスを利用して空港に移動する。8時前に混雑し始めたカウンタでチェックインを済まして、余裕で搭乗することができた。3時間ほどのフライトで済州空港に到着。上空から雲の上に雪をかぶったハルラ山がよく見えた。トルハルバン(島のおじさんの石像)の前で記念撮影をした後、タクシーに乗って新済州に移動し、宿泊先のロイヤルホテルにチェックインする。ホテルは思っていたよりも古く、少しがっかりしたが、日曜日でちょうど結婚式が行われていて、ロビーにたくさんの人が集まっていた。レストランやショップが立ち並ぶ新済州の街を探検した後、タクシーで旧済州に行く。



 ・東門市場は狭い路地に地元で採れた魚がずらりと並べられてにぎわっていたが、強烈な臭いで先に進むのを断念する。スナック(ホットク、蒸しパンなど)を買いながら、観徳亭まで歩く。ここは、かつての兵隊の衛所を再現したもので、色彩が豊かな建築物が立ち並ぶ異次元の空間で、しばし休憩する。タクシーで竜頭岩まで移動して記念撮影をした後、露天で名産の温州みかんを買い、近くの海鮮料理店で名物の海鮮鍋を食べる。具(蟹、海老、貝、魚)はどれも美味しく、だしの汁でうどんを食べた後、雑炊にして満腹になった。





第2日 

(コース)新済州→(東周り)→万丈窟→城山日出峰→新陽ビーチ→城巴土俗村→サングンプリ→三姓穴→新済州

 ・グランドホテルの向かいにあるあわび粥屋で朝食を食べる。以前、ソウルで食べたものと違い、バターと肝が使われているので、とても味わいが深いように感じた。9時にホテルのロビーで待ち合わせていたタクシーの運転手のコウさんと合流する。明日から天気が下り坂で寒くなるとのことで、予定を変更して東周りの観光をすることにした。自家製ミカンをいただき、島の風土、産業、地理など楽しい説明を聞きながら、石の積み上げられた畑が続く海岸線の道路を進み、世界遺産の万丈窟に行く。地下への階段を下りると、広く長いトンネルのような溶岩洞窟が奥まで続いており、地底探検のような雰囲気がして楽しかった。更に島の東岸を行き、次の目的地の城山日出峰に到着する。初日出祭りの準備が進められ、非常に多くの人が頂上を目指して歩いていた。頂上からは火口跡、牛島、対岸の美しい風景を眺めることができた。下山後、菜の花畑を走り抜けて、日出峰を遠景に望む新陽ビーチの砂浜で記念撮影をした。








 ・昼食は、民族村内の食堂で、黒豚の5段腹焼肉ときじうどんを食べた。きじうどんはさっぱりだし汁と腰があるジャガイモ麺がとてもおいしかった。民族村ではガイドさんから島の生活、文化について説明を受けて楽しく過ごした。次に立ち寄ったサングンプリは、平野部にある珍しい火口跡で、風が強くとても寒かったが、ススキの野原と彼方の山々(オルム)の連なり、一枚の絵を見ているような美しい風景を見ることができた。最後に済州市内にある三姓穴に立ち寄り、アニメーションで島の神話を見て、ホテルに5時前に戻った。サウナで冷えた身体を暖めた後は、地元の有名な海鮮料理店に出かけた。太刀魚、アマダイの焼き魚、海鮮スープなどの豪華な料理を食べてすっかり満足した。








第3日 

(コース)新済州→(西周り)→神秘道路→ハンリン公園→天帝淵瀑布→中文観光団地→ロッテ免税店→海鮮刺身店→天地淵瀑布→柱状節理帯→薬泉寺→ウェドルゲ→新済州


・雲が多く少し寒い朝であった。9時にホテルのロビーでタクシーの運転手のユンさんと合流して、西回りのコースへ出かけた。島の北側から西側に移動するにつれて、天気が徐々に回復し、日が差してきた。最初に立ち寄った神秘道路は朝から観光客で溢れていた。道端に車を停車すると、登り坂を逆行し不思議な感じがした。ハンリン公園には植物園、洞窟、民族村などが集まっていた。溶岩洞窟は万丈窟と違って照明が明るく、岩の様子をよく観察することができた。中文に移動して、対岸のギャラリーの横から天帝淵瀑布と7人の天女が描かれた橋を見た。ロッテホテルの免税店をのぞいた後、運転手の勧める料理店で鯛の刺身を食べた。柱状節理帯では六角柱状の不思議な岩を見た後、薬泉寺にお参りをする。韓国の寺院はコンクリート造りで大きく色彩が非常に豊かであった。西帰浦に移動して、海に流れ込む天地淵瀑布と有名な景勝地のウェドルゲを見た。人気スポットで多くの観光客が訪れていた。帰路は、5.16道路でハルラ山の登山口の城板岳口を経由して戻る。途中、新済州の土産物店に立ち寄って、オレンジチョコレートを購入して、5時過ぎにホテルに戻ることができた。








第4日 

(コース)新済州→(タクシー)→済州空港→(コリアンエアー/KE717)→成田空港→日暮里→東京→辻堂

・前日の昼食で食べ過ぎたのが悪かったらしく、朝から激しい腹痛と悪寒に襲われた。16時までチェックアウトを延長して横になって過ごす。ホテルから薬のサービスがあり感謝する。みぞれ混じりの荒れた天気の中、タクシーで空港まで移動して、ロビーで2時間ほど休む。帰りは偏西風に乗り2時間足らずで成田に到着。電車を乗り継いで、夜の11時過ぎに自宅に戻る。