A horse with no name(名前のない馬)

 

1. 旅に出た初めの頃は

  生き物を眺めて過ごしていた

  植物や小鳥たち 岩山やいろいろなもの

  音や丘や雨があった

  最初に出会ったのは花と虫

  それに雲ひとつない空

  気温は高く 地面は乾いていた

  でも空中には音で満ちていた

 

 ※名前のない馬に乗って僕は砂漠に行った

  雨がなくてよかった

  砂漠では自分の名前すら思い出せなくなる

  名前を云々するような人が誰もいないから

 

2.砂漠の太陽に照らされて2日たつと

  皮膚が赤くなり始めた

  砂漠の戯れも3日目になった

  僕はじっと川の堤を見つめていた

  君が話していた川の流れは

  悲しくも なくなっていた

  ※繰り返し

 

3.9日目になると 僕は馬を自由に走らせた

  砂漠は海に変わったから

  植物や小鳥たち 岩山やいろいろなもの

  音や丘や雨があった

  海は その下に生命をたたえた砂漠だ

  そして頭上の空に対して完璧だった

  町には不満な精神が横たわっていた

  そして 人々は愛を与えようとしない

  ※繰り返し




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